うさぎに限らずペットと暮らす方が増える昨今。SNSを使っている方も多く沢山の写真や映像が毎日アップロードされています。
カメラやスマホを持っている人なら、とりあえず撮影してアップロードはできますが、プロと比べると何か違うな?どう撮ればいいんだろう?と思う事もあるでしょう。
今回は、うさぎを写真や動画で撮影する方法を教えます。
撮影するポイント
うさぎの行動パターンを把握しよう(写真・動画)
うさぎの飼い主さんなら、我が子の行動パターンがある程度わかると思います。
例えば、元気に走り回る子・大人しくじっとしている子など。
これがとっても重要です。
元気な子は遠くから撮ってあげましょう。画面を9分割して、うさぎさんを中心に入れるイメージで撮ると、走り回っても追うことができます。また、無理にうさぎの走る方向に動かしすぎると、映像が乱れますので注意です。
静かで大人しい子は、アップで撮影しやすと思います。画面全体に顔が入るサイズで撮っても逃げることは少ないでしょう。
うさぎの目線で撮影する(写真・動画)
基本はうさぎと同じ目線で撮影する事です。普段見たことのない映像を撮ることが出来ます。
寝そべったりしながら撮影すると楽に撮れます。
通常、上から下に向けて撮影することが多いので、目線を合わせて撮影することを覚えておくとクオリティーが一つ上がりますよ。
連写機能を使って撮影する(写真)
うさぎに限りらず、犬・猫も動きが速いため「ここだ!」とシャッターを押しても撮り逃したり、写真がブレてしまうことがあります。それを防ぐ手段が連写です。スマホでも連写機能ありますので是非使ってみてください。動き出しから撮影していれば、ベストショットが撮れているかも!
スローモーションで撮影する(動画)
私の好きな撮影方法の一つです。スローモーションは通常見ることが出来ないスピードです。うさぎの走る時の躍動感やご飯を食べている時の口の動きなどスローで見ると、こんな動きしていたのか!と発見することが多いです。
また、現在のカメラやスマホはスローモーション撮影機能が搭載されたものが、ほとんどだと思いますので手軽に撮影できるところもポイントです。
小物を置いて撮影する(写真・動画)
これは、人間の撮影でも言えることですが、何かグッズを置いて撮影すると可愛く写ります。
ぬいぐるみやクッション、小さなペット用帽子などSNS映えするでしょう。
カメラ機材のお話
私はペット映像撮影の仕事をしております。
どのような機材を使っているか気になる方もいらっしゃると思いますのでご紹介します。
※細かくご紹介すると長くなりますので、わかりやすい機材の紹介です。
①カメラ
ミラーレス一眼レフ(ソニー)a7ⅲ
人気ミラーレス一眼レフカメラです。
価格も20万前後とフルサイズカメラとしては並の価格です。
写真も動画も両方楽しみたいという方におすすめです。
②レンズ
2本のレンズを紹介します。
20mm単焦点レンズ(タムロン)
《新品》 TAMRON (タムロン) 20mm F2.8 DiIII OSD M1:2/Model F050SF(ソニーE用/フルサイズ対応) [ Lens | 交換レンズ ]【KK9N0D18P】
レンズを見ると、20mmや50mmなど数字が書かれていて、何のことやら?という方も多いでしょう。
この説明は今回は省きはすが、簡単にいうと数字が小さいほど、広い画角の映像(写真)が撮れるということです。
また、単焦点レンズとはズームが出来ないレンズです。
メリット
・価格が安い(4万円程度)
・重量が軽い
デメリット
・AF(オートフォーカスの駆動音がうるさい)
AF使用で撮影の場合は、カチャカチャ音がします。編集時に後からBGMを載せるから心配ないですが、撮影時の人間の声や動物などの音を残したいと考えるなら向いていません。
その場合は、ソニー純正の20mmレンズにしましょう。
値段は倍以上となりますが、質と金額差を比べて選びましょう。純正の為、相性も良くAF駆動音もほぼ聞こえません。
・AFが突然外れる事がある
うさぎを追っている最中に突然、AFが被写体を見失う事があります。
大人しいうさぎの場合は、AFではなくマニュアルで撮影してみるのもいいでしょう。
28-75mmズームレンズ(タムロン)
タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD ソニーEマウント用(Model A036)
こちらはズームレンズです。うさぎをアップで撮影したい時に使用しています。
野鳥を撮影する場合は、もっと長距離のズームレンズを使いますが、室内撮影がメインのうさぎはこれで十分です。
メリット
・比較的安い
・F値2.8通し
デメリット
・特になし
好みでシグマを検討してみても良いでしょう。
シグマ 交換レンズ 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary [ソニー Eマウント用] SIGMA
今ではスマホで手軽に撮影できますが、少し機材を購入して本格的に撮影してみるのも良いかもしれませんね。
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