うさぎは主に草木植物を食べる動物です。
繊維質の多い植物をすり潰して食べることによって歯がすり減ります。うさぎの歯は伸び続ける為、このように歯がすり減らないと噛み合わせがわるくなったり、ストレスや痛みなどから食事をしなくなります。
うさぎの便
うさぎの便は健康状態を計るのに重要なものです。
健康な便は丸くて直径0.8〜1センチ程度、コロコロしていて強く押せば潰れますが、においはほとんどしません。色は食べているものにもよりますが、茶褐色です。
繋がった便を発見したら注意です。うさぎは自身をグルーミングした際に毛を飲み込むことがある為、その割合が多いと便に混じって排出されます。鬱滞の原因になりますので注意です。
便のサイズがマチマチだったりいびつな形をしているものが増えてきた時も注意です。何かしらトラブルが起きているかもしれません。しっかり食べて水飲んで排泄をしているか見守りましょう。
異変を感じたら動物病院になるべく早く連れて行きましょう。
また、うさぎはブドウの房のような便もします。盲腸便と呼ばれています。これは基本うさぎは自身の肛門から直接食べる為、食べずにケージなどに落ちているということは、何らかの問題があるかもしれません。うさぎは盲腸便から栄養摂取を行います。
他にも便には種類があり健康チェックに役立ちますが、今回は食事についてなのでこの辺りで。。
基本食事
- 牧草(チモシー)
最初に述べたように、うさぎは草食動物のため基本は牧草をメインで食べさせると良いとされています。定番はチモシーです。ホームセンターでも売っています。大人のうさぎには1番狩りを食べさせるのが一般的です。チモシー(イネ科)であれば食べ放題で良いとされています。 - ペレット
栄養の補助として市販されているペレットがあります。しかし、あげすぎると栄養の過剰摂取やチモシーを食べなくなる可能性もありますので分量には気をつけましょう。ペレットの袋に適量が記されていると思います。 - 野菜
うさぎといえば野菜、特ににんじんを食べるイメージが強い方もいると思います。
食べることができる野菜
・サニーレタス
・大葉
・ミツバ
・にんじん
・セロリ
・クレソン
・キャベツ
など
野菜のあげすぎは水分の取り過ぎで軟便などになる可能性もあります。
野菜を食べようとしない、うさぎもいる為好みの問題だと思い様子を見ながら少しずつあげて見ると良いと思います。
我が家では、にんじん(葉っぱ・本体)とキャベツ、大葉は食べさせています。 - 果実
果実を少量、おやつやコミュニケーションを取る際に与える方もいらっしゃいます。
一応食べることができるものをあげます
・りんご
・いちご
・バナナ
・マンゴー
・パパイヤ
・パイナップル
など
生のまま、もしくは乾燥させて与えます。糖分が多い為、少量が良いと思います。特別与えなくても良いでしょう。
私は薬を飲ませる際に、混ぜて与えたりしています。
また時々おやつとして与えることもありますが基本的にはあげていません。
他にも葉っぱ類やペット用ゼリーなど色々ありますが、基本的なところだけの紹介に留めたいと思います。
仔ウサギ、大人うさぎ、高齢うさぎなど時期によって食べやすいものや量の調整も必要です。
健康チェックには1番欠かせない部分になりますので普段の食べる量を把握しておくと良いでしょう。
※食べても良いとされる野菜や果実は医者や専門家によっても見解は異なります。どちらにしろ与え過ぎはよくありません。ご自身でも不安な場合は調べたり医師に相談してみても良いと思います。
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