かわいいうさぎさんを飼いたい。ペットショップやブリーダーなどから迎えて、一緒に暮らしだす。でも、ちょっと待ってください。楽しく長い時間を共にするなら、うさぎの特徴を知ってからでも遅くないでしょう。
・大きさ
大人になった時の体重が1キロ前後の品種や5キロを超える品種もいます。個々の成長によって多少変わりますが、品種によってある程度大きくなることを知った上で飼うと、飼育場所(スペース)を事前に考えることが出来ます。
一部品種合わせて掲載します。
小型(1〜2キロ)
・ネザーランドドワーフ
・ミニレッキス
・ホーランドロップ
・ジャージーウーリー
中型(2〜5キロ)
・ダッチ
・レッキス
・イングリッシュアンゴラ
大型(5キロ以上)
・フレンチロップ
・イングリッシュロップ
・フレミッシュジャイアント
ミニうさぎは品種の異なるうさぎのかけ合わせの為、成長してみるまで体重は予測が難しいと言われています。
ちなみに、私の初代うさぎはミニうさぎでしたが体重1.5キロ程度でした。
また、別の知人のミニうさぎは2.2キロと聞いていますので、やはり予想は難しいです。
だいたい2〜3キロとされる事が多いようです。
・毛質
長毛は短毛のうさぎよりもブラッシングに気を使う必要があります。
夏場の健康管理にも気を遣いましょう。
足裏の被毛も気をつけましょう。
短毛なうさぎは足裏も薄いためソアホックにならないようにしましょう。
・耳の形
うさぎに大きく分けて2つの耳の形があります。立ち耳・たれ耳です。
立ち耳は、呼び名の通りピンと立った耳が特徴です。
たれ耳も呼び名の通りですね。たれ耳は湿度が高い時期は蒸れやすいので耳の病気に注意しましょう。
たれ耳=ロップという認識も多いと思います。
・性別
うさぎに限らずオスとメスでは行動に違いがあります。飼う前に、特徴を知っておきましょう。個体差や品種によっても異なりますが、大枠で捉えていただければと思います。
オスの行動
縄張り意識が強い。スプレー行為と呼ばれるおしっこを撒き散らす行動をする子もいる。
色々なものにあごすりをする。※匂いつけをしています。あごすり行動はメスよりオスの方が頻繁にします。
メスの行動
偽妊娠の行動を起こす。妊娠していないのに巣作りをする。
妊娠すると気性が荒くなる。
・多頭飼い
うさぎを1羽ではなく、複数飼うことですが相性など注意点を知っておきましょう。
まず、性別による相性です。
【オス・オス】
縄張り意識が強いもの同士で喧嘩が多くなり怪我をする可能性があります。
【オス・メス】
未去勢・見避妊だと、交尾して子うさぎが生まれてしまいます。飼い主が目を離した一瞬の隙に交尾してしまった例もありますので、こどもを増やすつもりがない場合は注意しましょう。
【メス・メス】
上記の2例に比べると特別大きなことはありませんが、相性が悪いと喧嘩して怪我をする可能性があります。
仲良く多頭飼いされている写真や映像を良くみるかもしれませんが、良好な関係を築けるかどうかは顔合わせしてみないと分かりません。
また、一時的に良好な関係を築けても悪くなるかもしれません。
基本的に、1羽ずつケージを用意して少しずつ離れた場所に置くようにして刺激し合わないようにしましょう。
最後に
衝動で飼って、飼い続けられなくなるようなことのないようにしっかりと考えてからお迎えするようにしましょう。
飼育スペースはもちろんですが、維持費(食事など)や病院などお金の部分も考えておきましょう。
そして飼い出したら、愛情をいっぱい注いであげてください。
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